香港の水道水ってそのまま飲める?飲めない?どうしてる?

生活

香港で生活するにあたって、まず最初に気になったのはお水事情でした。
調べてみると、WHOの基準はクリアしているので、そのまま飲むことはできるようなのですが、水道管の老朽化など、水質とは違った問題があって、生水を飲むことは避けた方がいいとのこと。

じゃあどんな基準で水道水を使っていけばいいの?ということで、香港のお水事情、私の経験談を紹介しようと思います。

香港のお水事情、水は一体どこから来てるの?

香港の水は、香港内の水源地だけでは生活用水がまかなえないので、広東省にある川の水を購入し、深圳と香港をつなぐ、巨大な水道管によって、香港の貯水池まで運ばれているそうです。

香港内にも雨水を貯めて利用する貯水池はいくつかあるようですが、それだけでは足りないということですよね。巨大な水道管って、想像を超えて巨大そうで、見てみたいですねw

香港の水は飲める?飲めない?

冒頭にも書いたように、WHOの基準値はクリアしているので、飲めないことはないけれど、生水をそのまま飲んでいる人は少ないんじゃないかと思います。

知り合った香港人に聞いても、大体は水を買って、ウォーターサーバーを使っていたり、水道水を使っていたとしても、飲むものは一度沸騰させたものを使っていると言っていました。

答えとしては、「飲めなくはないけど、そのまま飲んでいる人は少ない」です。

我が家は、築2年ほどの新しいマンションに住んでいるのですが、洗面所でうがいをするとき、「マズっ!」って思うことが多々あります…
マンションの水のタンクは、定期的に清掃してくれているのですが、清掃後は、劇的にマズさが改善されるので、タンクの汚れどうなっちゃってるのかな…と毎回思います。
もう少し清掃の頻度上げて欲しい。

ということは、もともとの水質は悪くないけど、各マンションでどんな風になっているかはわからない、というのが現状なのだと思います。(マンションでも水質は管理してると思いますが)

実際、私は、水道水をそのまま飲みませんし、香港に来た当初は、日々使うお水を購入していました。でも買ったお水を全部に使っていたら、お金もかかるし、買う手間もかかりますよね。
そこで、どんな感じで、水道水と購入したお水を使い分けていたかを紹介します。

買ったお水と水道水の使い分け

買った水 水道水
麺類・野菜をゆでる

麺類を冷ますときの、最後の一回

お米とぎの最初の二回・炊くとき

麦茶を作る(水出し)

お茶・コーヒー

手洗い・うがい

お風呂・シャワー

洗顔・歯磨き

食器洗い

植物にあげる

思いつくものは、大体こんな感じです。
子供が赤ちゃんの時あげていたミルクも、ワトソンズの蒸留水をウォーターサーバーからお湯と水を足しながら作っていました。

衛生的には大丈夫なのですが、うどんを茹でて水道水で冷ますと、ちょっと味が気になったので最後の一回は、いつも買ったお水でゆすいでいました。
これはたぶん香港の水道水が硬水で、それが気になっていたのだと思います。
でも、水を買いに行けない時とか頼み忘れた時なんかは、こんなことしていられなくて、水道水を全面的に使う時もありました。

香港が長くなりそうな人には整水器がおすすめ!

水って、毎日の生活に欠かせないもので、常に残りを気にしていないといけないのが、プチストレスだったんですよね。
始めはそういうもの!と思っていたけど、整水器を導入してから、ものすごくラクになりました。

ワトソンズの水をまとめて購入してウォーターサーバーを使っていた時もあったのですが、水の注文を忘れたり、ボトルにヒビが入っていて漏れていることも何度かあったし、どうなのかな?と思っていたので、思い切って、整水器を買うことに。
私が使っているのはPanasonicのもので、今だと4000HKDくらいで買えるようです。
大体一年に一回カートリッジ(約800HKD)を変える必要がありますが、水のことをまったく気にしなくていいのは、本当にストレスフリーです!
それに大体のことに整水器を通した水を使えるようになったのもかなり良かったです。

イオンでも購入できるので、一度見てみるといいかも。

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