[香港ハイキング]Kadoorie Farm(カードリーファーム)は緑がいっぱい!都会から離れて自然に触れる!

おでかけ

お友達家族に誘われて、大帽山(Tai Mo Shan)という山にあるKadoorie Farmに行ってきました。
子供の遠足なんかで、行ったことがある方もいるのではないでしょうか?

私の娘も、学校の行事で一度行ったことがありましたが、その時はハイキングというより、動物を見たり、自然の木を使ったアート教室に参加していたようです。
そのイメージがあったので、ちょっと動物を見たりしながらお弁当食べてピクニック♪くらいに考えていた私…
思っていたよりもガッツリ、山ハイキングだったので、ハードでした!
(私がただ体力なさすぎってことなのですけども)

でも!
とってもステキな場所で、楽しかったので、ご紹介します。
小さな子供連れの方にもおすすめですよー。

Kadoorie Farm(カードリーファーム)とは??

正式な名前は、Kadoorie Farm & Botanic Garden(嘉道理農場暨植物園)です。
1956年に当時はKAAA(移民達にサステナブルな農業を教える団体)として発足しましたが、後に環境保護の重要性に気づき方向性を変えて活動を続けているそうで、148ヘクタールもある広大な敷地が、今もサステナブルな農業のために使われていて、学生や子供たちの学びの場ともなっています。
※サステナブルとは、「持続可能な」という意味だそうです。

ここで飼育されている動物たちは、怪我や事故で持ち込まれたり、香港・中国で行われる違法取引時に没収したもので、リハビリをして元の国に返したり、野生にリリースしたりしているそうです。

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小難しいこと書きましたが、今調べて知ったことですw
あまり自然に触れることが難しい香港の子供たちにとって、すごくイイ場所だと思います。
私達が行ったときは、10月に入ってすぐ、日差しは強いけれど日陰に入れば風が気持ちいいという気候だったので、最高でした。
逆に、夏はちょっと暑すぎてキツそうです…

広大な敷地に、ハイキングコースがあり、動物たちの小屋がところどころにあったりするので、全部を見きれるわけではありませんでした。
私達の回ったコースを紹介しますね。

Kadoori Farmで遊ぶ!

一番小さい子は4歳、それから7歳8歳の子供たちと一緒に回りました。
山のふもとに入り口(レセプション)があって、その近くに動物が飼育されていたり、Art houseがあるのですが、ふもとから上に登っていくことになるので、今回は、シャトルバスで上まで行って、山を下りながら、途中途中で動物などを見ようということになりました。

11時過ぎにカードリーファームに到着
レセプションで、入園料と、園内のシャトルバス代を払う。
 シャトルバスは毎日運行していますが、平日と土日では本数が違います。
私達が行った土日は、20分に1本バスがありました。シャトルバスに乗りたい時間を指定して、チケットを購入しておきます。
※ウォーターサーバーがあるので、ハイキングをする方はここで補充しておきましょう!
 ただし、常温です。

ランチタイム
 持参したおにぎりを公園内のベンチで食べました。
入り口からすぐのところに、Sun Garden Cafeというベジタリアンカフェがあります。

13時、シャトルバス出発
 ミニバスくらいのサイズのシャトルバスで、ほぼ満員で出発しました。

Kwun Yum Shan Summitのバス停で下車
 本当は、Kadoori Brothers Memorial Pavilionで降りたかったのですが、
気が付いたら過ぎていたので、やむをえず…
でも景色は最高だったし、思っていたよりも小さめな観音様を拝めました。

川沿いのトレッキングコースを降りてくる
 バスを降りて、歩き始めてもアスファルトの整備された道が続くので、地図を見ながら、
トレッキングコースに向かいました。
山の上から流れている川沿いが、山の道なので、そこを下ってきました。
ちゃんと地図を見てトレッキングコースを探さないと、ずっとアスファルトの車道を
歩くことになるので、雰囲気が出ませんw

ワニ、フラミンゴ、オウム、インセクトハウス、フクロウ、ニワトリを見ながら下ってくる。
 川沿いの要所要所に、動物ゾーンがあるので、そこを見ながら降りてきました。
子供たちは、暑そうにはしていたけれど、休憩をとりながら、楽しそうに歩いていました。

Art houseで絵を書きつつ、クーラーの効いた部屋で一休み
 ここまでくると、レセプションはもうすぐ!Art houseでは絵を書いて、飾ってもらいました。
コロナ対策で、中に入る人数が制限されていました。

5時頃、レセプションのある元の場所に到着!
 約4時間、みんな頑張りました。
山を登っていくよりも、楽だったのかなーと思いますが、私は途中から足がガクガクw
その後1週間くらいひどい筋肉痛を引きずっていました…いやー筋力なさすぎ、体が重すぎ。
娘は当日の足の疲れ以外、筋肉痛すら起こってないみたいでした。

Kadoori Farmで気を付けた方がいいポイント

〇 私たちがランチを食べたベンチ周辺は、蚊がたくさんいたので、虫よけスプレーは必須です!

 シャトルバスは、バス停でしか乗り降りできないので、バスで回る場合は、バス停をチェックしておいた方がいいです。

〇 水を買える場所がほぼないので、レセプションにあるウォーターサーバーで水筒を満タンにしていきましょう。

〇 トイレもかなり少ないです。特に、子連れの方は、入り口にある地図を写真に撮っておいた方がいいです。

Kadoori Farmへの行き方

Kadoori Farmへの行き方は、MTR駅からバスかタクシーになります。

MTR大埔墟(Tai Po Market)から64Kの二階建てバスで、40分ほどかかりました。
混んでいなければ、20~25分ほどで着くようです。

MTR錦上路(Kam Sheung Road)から64Kの二階建てバスで、15分ほど。

どちらも、Kadoori Farmというバス停で降ります。

私達家族は、MTR大埔墟(Tai Po Market)からバスで行ったのですが、市内をぐるぐる回ってから山へ向かうので、思ったよりもかなり時間がかかりました。
帰りは、MTR錦上路(Kam Sheung Road)にバスで行き(15分弱くらい)、そこからMTRで帰りました。
どこから来るのかにもよりますが、MTR錦上路(Kam Sheung Road)からの方が、Kadoori Farmまでの距離が近くて、バスに乗っている時間も短いので、楽だったように思います。

Kadoori Farm 入園料など

開園時間:9時30分~17時
お休みの日もありますので、ホームページをチェックしてみてください。

入園料:5~11歳 15HKD
12歳~59歳 30HKD
5歳以下60歳以上 無料

シャトルバス:5~11歳 5HKD
12歳~59歳 10HKD
5歳以下60歳以上 無料

最後に

香港の中心地ではなかなか味わえない自然に、たっぷり触れられて、子供たちも生き生きしているように感じました。
コロナの影響で、香港から出られない状況が続きますが、Kadoori Farmまでは、小旅行気分で行けるので、おすすめです。
今回は、山の上の方から降りてくるコースにしたけれど、そんなに長くは歩けないとかもっと小さな子供と一緒だったりする場合は、レセプション周辺を回るだけでも十分楽しいと思います。

農園には行けなかったので、次回行けたら農園の方も行ってみたいなぁと思います。

入り口で購入したガイドブック。
ハイキングのルートや、ここで飼育されている生き物について詳しく書かれていていい本です。
80HKD、Kadoori Farmの運営費用にも充てられていると言っていたような…?英語の聞き取りアヤシイ&うろ覚え。

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